トイレ交換の注意点について

一般的な便器の場合、床下排水型と床上排水型に分かれます。トイレ交換の際、自宅のトイレの型式にあった種類のものと交換する必要があります。ただ、現在の床下排水型は壁から200mmのところに排水芯が来るようにできているのですが、これは12年から13年前から統一されたことです。それ以前のものは350から450mmのところだったのです。

トイレは大体10年ほどで水漏れなどの不調が現れます。その際に、同じ床下排水型だからと安易にトイレ交換を行なったけれど排水芯が合わなくて困ったという経験をされる方も多いのです。12年以上前のトイレをはずしてトイレ交換しようとする場合、排水芯に合わせる機能を持ったリフォーム用トイレを採用しなければならない可能性もあります。リトイレと呼ばれているタイプです。

安く購入できるからとアウトレットで購入した場合、標準品であることがほとんどです。12年以上も経てばトイレだけでなく床も古くなります。トイレだけでなくトイレ空間全体のリフォームを考え、床の貼りなおしの際に排水管の移動も行ないましょう。そうすれば標準型のトイレを入れることができるようになります。

床上排水型の場合も、現在は床面から120mmの高さに排水芯があるのが標準ですが以前は155mmなどもっと高いところにありました。そのためアウトレットでは見つかりにくく高いリトイレタイプを選ぶ必要が出てきます。こちらは排水芯の移動が難しくなるので標準品を設置したければ床面を上げるリフォームが必要となります。

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